観てみた

個人的におススメな映画とか、アニメとかの感想でも書いてみようと思います。

ゴースト・イン・ザ・シェル(攻殻機動隊の実写版)を観てみた

アニメ版を観た人だと、何だこれというか、なんか消化不足な映画かもしれない。都市の映像とかは、お金がかかっていそうで、綺麗だと思う。アニメ版よりもさらに数十年進んだ未来の街並みに見えるかも。主役の草薙素子は、スカーレット・ヨハンソンさんが演じ、荒巻課長は、なんと北野武さんです。豪華ですね。

映画の前半は観続けるのが若干苦痛かも。後半になって少し観るモチベーションが上がるようになると思うものの、アニメ版を見た後だと、やっぱり、何かものたりないかな。「公安9課」設定があるので、悪人を追い詰めるわけだけど、悪人がなんとなく小者過ぎるというか、頭脳バトル感が足りない気がした。

ストーリーとは関係ありませんが、字幕版では、桃井かおりさんの英語の発音を堪能できます。北野武さんは、、、「どうしてこうなった?」って感じかな。。。

 アニメ版と比べると、設定をある程度変えているわけだから、いっそ、「公安9課」設定を捨てるぐらい冒険したほうが、良かったんじゃないかと思ってしまう。アニメ版に配慮して、エッセンスを取り込みつつ、尺の問題でどんどん割愛せざるを得ない状況でなんとか、物語としての体裁を整えた。みたいな感じなのかな。物語として破綻しているということは無いと思いますよ。攻殻機動隊のアニメ版を見ていない人なら、普通に楽しめるのかもしれませんね。

このブログを書いているのは、2021年3月28日。dTVで観られるので、時間がある人は、観てみると良いかもしれませんね。

お勧め度★★(5点満点・主観評価なので気にしちゃダメ)